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Tokyo-Frost Valley YMCA Partnership
Est. 1979
40周年ご報告

 40周年記念募金募金活動を通して5,195ドルのご厚志をいただきました。フロストバレーYMCAに直接ご寄付頂いた方もいらっしゃいます。感謝をもってご報告いたします。

 東京ーフロストバレーYMCAパートナーシップの活動は1979年、当時、急増していたニューヨーク近郊の日本人駐在員家族のために東京YMCAの本間立夫主事が赴任し、キャンプやフィットネスプログラムなど多様なプログラムを開拓したことから始まりました。1982年にはキャンプ参加者増に伴い、マンハッタンから北西200キロに広大な場を持つ「フロストバレーYMCA」でのキャンプがスタートしました。1991年にはフロストバレーYMCAと正式にパートナーシップが締結され、以後も継続してスタッフを派遣し、日本語を使ったプログラムを提供しています。

 詳しくは40周年記念誌をご覧ください。

東京会場 2019年10月19日 東京YMCA東陽町センター

 感謝会には初代ディレクターを勤めた本間立夫・恵美子夫妻がアメリカから来日したほか、香港、福島県、群馬県など各地からリーダーやキャンパーOB・OG、歴代の駐在スタッフ他、パートナーシップに関わりのある121名が集まりました。

 第一部では徳久俊彦氏(学校法人東京YMCA学院 理事長)の奨励による礼拝がもたれ、またパートナーシップに縁のある4人の方から思い出が語られました。多くの人を育てたこのパートナーシップの働きを振り返りながら、旧交を深めました。また本間立夫・恵美子夫妻にはその功績をたたえ、記念の盾が東京YMCAから贈られました。

 第二部は元リーダーやキャンパーを中心に懐かしいゲームをしたり、自己紹介をするなど、世代を超えてフロストバレーでの経験を共有しながら、楽しい時間を過ごしました。当時リーダーだった方の子どもが、キャンパーやリーダーになり、パートナーシップが次世代へ引き継がれていることを感じられる会となりました。

ニューヨーク会場 2019年11月1日〜3日 フロストバレーYMCA / 2019年11月9日 マンハッタン
ニューヨーク会場 (フロストバレーYMCA)

 週末を利用して記念キャンプが開催されました。現地の同窓生やパートナーシップに縁のある家族、ホームステイでお世話になったホストファミリー、委員、職員など約70名が集い、日本からも菅谷 東京YMCA総主事をはじめ、会員、職員計9人が参加しました。

 記念キャンプでは晩秋の豊かな自然とアクティビティーを満喫、二日目の記念式典は日本語と英語を織り交ぜながら和やかに行なわれ、フロストバレーYMCAからは歴代ディレクターの名前が刻まれたプレートが贈呈されました。関係者のスピーチや過去の映像を通じて、パートナーシップの歴史や意義を振り返りました。

ニューヨーク会場 (マンハッタン)

 フロストバレーYMCAでの記念キャンプに参加が叶わない方にも気軽に集まっていただこうと、パートナーシップにたいへん縁の深い、本間夫妻ご息女のご自宅を提供していただき、リユニオンパーティーを開催しました。当日は同窓生だけではなく現役リーダーも含め約20名が集まり、アットホームな会となりました。パーティーでは懐かしい話に華が咲き、現役リーダーの皆さんには、本間立夫初代ディレクターより、著書「当たって砕けよ!」が贈られました。

編集後記

 40周年記念プログラムが無事に終わったのも束の間、世界には新型コロナウィルスが蔓延し、多くの活動が制限されました。フロストバレーYMCAも2020年のサマーキャンプ中止を決断し、その後も人数制限を講じてプログラムを行ってきました。2021年以降、フロストバレーYMCAは少しづつ日常を取り戻しています。キャンプ場に子どもたちやリーダーたちの笑い声や歌声が響く光景が夢のようです。 東京ーフロストバレーYMCAパートナーシップも50周年に向け歩み続けます。

 実行委員としてボランティアで携わって下さった皆さんに心から感謝いたします。ありがとうございました。

40th Anniversary Sub-Committee:
Kyoko Nakamura (Chairperson), Elissa Hishikawa, Katsuro Nagai, Misa Abe, Miki Jensen, Shigeko Woolfalk, Yuji Naito